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アバルト生産終了/販売終了

【販売終了】アバルト595ベースグレードがなくなる…現行ABARTHシリーズ生産終了が迫る?中古車は高騰?

投稿日:2022-03-02 更新日:

 

アバルトは2024年までにアバルト「595e」(仮)になるのでは?という憶測が飛び交う。

事実、ガソリンエンジン車である現行のアバルト595シリーズは本国イタリアをはじめヨーロッパでは段階的に販路を縮小させつつある。とはいえ、世界中で急激にEVシフトが推進されるかといえば、欧州とは事情の異なる日本や南米では現実的な話ではない。

しかしながら、日本市場に投入されているABARTHブランドも新車輸入のタマ数は確実に減りつつあるのが現状。

 

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アバルト595ベースグレードがついに販売終了

日本のフィアット・アバルト正規ディーラー各社が困っているのは、ネズミもサソリも車種の人気はある意味ウナギ上りなのに、次から次にモデルの在庫が失くなっていくこと。売るための新車が手元に残っていないのに、注目のフィアット500EVも未だ発売時期が決まっていないのだから営業するセールスマンもなかなかにご苦労様だと思う。

コンペティツィオーネの右ハンドルMTが既になくなっていたのに続き、エントリーモデルの「595」ベースグレードが現在庫をもって販売終了、もう売り切れとなっているディーラーは日に日に増えているようだ。

595ベースグレードはMTA(オートマ)が先にカタログ落ちし、2022年時点でマニュアルのみの販売となっていたのだけれど、遂にMTモデルも新規輸入がなくなったことを意味する。

やはり工場での生産終了はだいぶ早い段階で進んでいたのだろう。

 

現行車がなくなりアバルト595EV化も加速する?

先だって電動化を果たしたEVフィアット500eがバカ売れするかといえば、現状はまだ難しい。まだまだ日本ではEVを走らせるのに必要なインフラも整っていないことを考えると、今後もガソリンエンジン車の人気は続くことが予想されるし、価格だって高額すぎる。

ガソリンエンジン車が販売し続けられる間は、少なくとも日本の場合は現行モデルの方が支持される可能性がやや高い。

しかし、EVシフト渦中のヨーロッパでは、2030年から2035年の間にガソリンエンジン車の販売が中止される予定のため、そもそも旧来のガソリンエンジン車の製造自体が行われなくなる。つまり、現行アバルト595も生産終了を余儀なくされる。

そうなると、既に販売済の現行ガソリンエンジン車、特に欧州車のフィアット500/アバルト595は貴重な車となってゆき、その価値はより一層高まることだろう。アバルト124スパイダーが分かりやすい例で、中古車価格はかなり高騰することになる。

走りの面で人気のあるアバルト595/695もその傾向が強いだろうし、もし2024年あたりに電気サソリ車・アバルト「595e」の販売が始まったとしても、中古のガソリン車モデルが現役で普通に走行可能な社会環境でありさえすれば、リセールの相場はかなり良いものとなるかもしれない。

画像出典:https://www.abarth.jp/

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