不滅の傑作「ルパン三世 カリオストロの城」から40年後、世界で最も有名な泥棒は、フィアット500(チンクエチェント)と一緒に、新たな壮大な映画としてスクリーンに帰ってきた。
ルパンの黄色い車に敬意を表して、サソリマークの車・アバルトもミラノのスペースオデオンにて行われたイベントに公式パートナーとして参加。
パフォーマンスとスタイルを体現するイエローのABARTH595が、映画館の入り口に展示された。
モンキー・パンチの原作には登場していないものの、大塚康生氏と宮崎駿氏のタッグの中でTVアニメシリーズから劇場版へと舞台を移し誕生した黄色いフィアット500というアイコン。
今では日本人なら誰しも『フィアット500=ルパン三世』というイメージすら持っているし、その愛着と愛情は根強い。
「ルパン三世 THEFIRST」は、山崎貴監督が手掛けるフル3DCG作品として注目を集めた。
実際のアバルト595も、CGで描かれた作中のクルマさながら”攻撃的”なドライビングが可能なハイスペック・モデルも有しているので、あながちフィクションとも言い切れないほどホットな”ルパン走り”が体現できるかも?
イタリア人のルパン熱も負けず劣らず…!
”Lupin The Third”はイタリア語版では”Lupin Terzo"(ルパン・テルツォ)。意味はそのまま「三世」である。
ほとんど同世代の人たちがアニメを観ているので、日本人とイタリア人でもルパンの話が普通に出来てしまうから面白い。
会場には黄色い旧チンクエチェントの姿も。
元祖・ルパンの車が当然のように用意されるあたり、流石はイタリア。
ナンバーも「R-33」となっている!
アニメ作品ではサソリマークのアバルト仕様
2015年10月から放映された30年ぶりのTVシリーズ『ルパン三世 PART4』でもカリオストロばりに走る黄色いチンクに乗っているルパン一味。
そのフロントマスクに鎮座するエンブレムは、栄光のサソリマーク・アバルトになっている。
ルパン三世 PART4は、イタリア半島内にある小さな独立国家サンマリノ共和国を皮切りに、イタリアを中心とした舞台設定で作風にマッチ。全24話。
ルパンとアバルトという絶妙にクールで痛快かつキュートな組み合わせ。
ABARTHらしくハードボイルドさも加味されてる!?