My Abarth Days 2022

ABARTH 595 Online

EVアバルト595e

アバルトも次期モデルはEVに!『595e』は2024年デビュー?現行ガソリン車は生産終了へ

投稿日:2022-04-01 更新日:

 

New!2022/6 新たなサソリ車が日本デビュー!

 

”電気サソリ”は高性能EVモデル・ABARTH??

日本発売も待たれる、最新型フィアット500のEVモデル”500e チンクエチェント・イー”(仮)に続き、サソリのエンブレムマークを関するアバルト ABARTHブランドも、2024年を目処に電動化を推進するEVシフト計画が、FIAT・ABARTHの所属するステランティス(Stellantis)により公式に明言されています。

 

2022年から2023年の間には、次期アバルトの最新モデルとなるであろう”EVスコーピオン”、FIATの次世代型スポーツカーが電気自動車となって発表されるようです。

2025年以降には内燃機関を持つ”純ガソリンエンジン車”のフィアット&アバルトモデルは段階的に廃止・放棄されていくことは、既にEUヨーロッパおよびイタリアの政治的にも、ステランティスの企業戦略としても決定的。

果たして電動アバルトは”595e”として、未来に高性能EVの新しい姿を体現してくれるのでしょうか?

 

フィアット&アバルトの電動化 ーEV DAY 2021

『2025年から2030年の間に、当社の製品範囲は徐々に電気のみとなります。これはフィアットにとって根本的な変化になるでしょう』

ブランド最高責任者であるオリヴィエ・フランソワCEO自身の言葉でEVデー2021の動画内で語られたのは、FIAT・ABARTHを含むステランティス(Stellantis)の全ブランドのエネルギー転換方針について。

2030年までに同グループが保有する全モデルのEV化を完了させる計画。

今後、予期せぬ大きな軌道修正を余儀なくされる様な事態に陥らない限りは、予定通りにフィアットの電動化が進むんでいくことになる。無論、サソリマークの車”ABARTH”も例外ではないため、その轟音、エキゾーストノートを諦めなければならないのは確定的な事項となっている。

ステランティス公式「EV DAY 2021」動画内で、オリヴィエ・フランソワ氏が分かりやすい英語で明示。

『ロックダウンは、事実として、私たちが受け取った最後のアラートにすぎませんでした。それまでの間に既に、都市で野生動物を見たり、自然がその場所を取り戻していることを示すなど、それまで想像もできなかった状況を目の当たりにしてきました。それは、私たちの惑星のために何らかの行動を起こし介入しなければならない緊急性を私たちに思い出させました。』

『私たちはアイコンである500(チンクエチェント)を持っています。1950年代に、誰もがモビリティにアクセスできるようになったことが、500がアイコンとなった理由です。これからの新たなシナリオでは、すべての人に持続可能なモビリティを得られるようになる必要があり、それこそが私たちの使命です。私たちの義務は、ガソリンエンジン車よりも安い電気自動車を、コスト削減と互換性を持って、できるだけ早く市場に提供することです。』

 

ABARTHが担う”高性能EVモデルへの期待”

レーシングカー並のチューニングこそがABARTHの代名詞であり持ち味。そして伝統と言える。

現行モデル最高クラスの695シリーズ、595Competizione(コンペティツィオーネ)、既に2019年モデルを最後に生産終了・販売終了となっている124スパイダーも含めて枚挙に暇のなかったハイスペックなサソリ車のラインナップ面々。

エントリーモデルの位置付けの595(ベースグレード)であっても、フィアット500「1.2」と「TwinAir」を大幅に上回るパワーを持ち、一般的には手の届かないフェラーリやマセラティならずとも、マイカー購入できるホットハッチとして日本でも人気を博したのは周知の通り。

スポーツカーとはまた違った”疾走り”の楽しさ・面白さの提示は、かつてCarlo Abarth氏がプロデュースした旧車のオリジナル595による啓蒙が元祖でもあるし、ごくごく小市民の一人として現代を生きる私すらもその恩恵を享受できるのだから、やはりアバルトは特別なのだと思う。

旧アバルト595(オリジナルABARTH)はフィアット500Dをチューニングしたサソリ版チンクエチェント!

 

今、おそらく世界中のサソリファンが不安と期待を抱いているのは、電気自動車であってもABARTHが”ABARTHらしさ”を失わない事ではないだろうか。

2020年5月、最新型のフィアット500(EVモデル)について、FIAT&ABARTHブランドの欧州トップであるルカ・ナポレターノ氏がオンラインで質問に答える「Chatting with Fiat」という動画がオフィシャル公開された。

ロックダウンなど新型コロナウイルス(COVID-19)による外出規制が厳しい最中、ファンである一般人からのクエッションに同氏が自宅からリモートで回答するという趣向で、なかなか粋な計らいであった。


FCA(Stellantis)

そのChatting with Fiatで、イギリス人の方から

「新しいフィアット500(EV)をベース車として、エレクトリック・アバルトの計画はありますか?」

という趣旨の質問が投げかけられると、

ルカ・ナポリターノ氏は

「最新モデルの500(チンクエチェント)が電気自動車となった今、における構想も様々なものがあります」

と答え、こう続けている。

「一つだけ確かに言えるのは、もし仮に、アバルトのEV車が登場するのであれば…」

「そのパフォーマンスはアバルトに相応しいものになるでしょう」

 

EV化しても”ABARTH”はアバルトらしく

まず先行して電動化された最新型のフィアット500EVに搭載されているモーターは、最高出力の仕様で118hpを発生。動力性能として、0~50km/h加速が3.1秒、0~100km/h加速が9.0秒、最高速度が150km/h(リミッター作動)となっている。

バッテリー能力も含め、アバルト595e(仮)として高性能EV化される余地は充分にあると言われている。

アバルトの将来、次世代を担うニューモデルの最新情報は公式には全くの不明ながら、スコルピオーネの唸るガソリンエンジン車が廃止され、現行モデルのアバルト595や695が生産終了となるにしても、次期エレクトリック・アバルトが”ABARTH 595e”として生まれ変わるのであれば、その動力性能はチューンされたハイスペックモデルでなければならない

それが創始者カルロ・アバルトが、

蠍のエンブレムとABARTHの車名が付した「誇り」と「宿命」なのかもしれない。

サソリの車・アバルトとは?フィアットなのにABARTHブランドの理由は?エンブレムマークに込めた熱いスコーピオン魂!

資料参照:https://www.abarth.it/

-EVアバルト595e
-,

Copyright© ABARTH 595 Online , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.