Topics 次期アバルトはEV?595ev?
FIATチョコレートは有名だが、ABARTHチョコレートなるものはご存知だろうか?
しかもフィアットチョコと同じくイタリア・ボローニャのMajani(マイアーニ)製で、FCA公式のノベルティとして限定的に作られたアイテムだから何分レアである。まさに伝説尽くしのサソリマークに相応しい『アバルトチョコレート』なのだ。
クルマの車種とカラー毎に、28種類のFIAT&ABARTHチョコレートが製作された。
毎年のバレンタインシーズン、FIATチョコレートは楽天やYahoo!ショピングでお取り寄せできる。
そのチョコレート・ドルチェなキャンペーンが実施されたのは2017年のバレンタインシーズン。
同年2月26日までの期間中にFIAT・ABARTH正規ディーラーで、同ブランド車の試乗に訪れた方全員にプレゼントされた。実際に試乗した車種それぞれに応じたオリジナルのMajani(マイアーニ)特製チョコレートが貰えるという企画で、ノベルティとはいえ趣向が凝っているし、面白い。さすがはイタリア車ブランド。FCAジャパンのそういうノリ、ほんと好き(♡)
だがしかし、限定イタリアンチョコ欲しさだけでショールームを訪れた冷やかし客もいただろうし、ディーラー側はやや応対に苦慮した部分もあったのではないかと推察。もとい邪推はしてしまう。まったく脈ナシなのにモノだけ欲しがる来場者は少なからずいるし、けっこう露骨に塩対応するディーラー担当者もそんなに珍しくもないのである。(←輸入車系の方が傾向としては強い気はする)
ともあれ、お馴染みFIATチョコレートのパッケージングは可愛らしく、リミテッドのABARTHチョコレートはカッコよくてマニアック(笑)顧客のハートをグッ!と鷲掴みにして、成約に至るアシスト役は十二分に果たしたのではないだろうか。
旧チンクエチェントこと先代フィアット500の形をした「チンクイーノ Cinquino」はスイートタイプの甘いチョコレート。
一方のアバルトチョコレートは、世界各国から厳選したカカオ豆を贅沢に使用したビターテイストのピリリと辛いサソリ仕様のチョコレートだ。
どちらも食べるのがもったいないほどオシャレなパッケージとなっている。
Majani(マイアーニ)がFIAT公式のフィアットチョコレートを手掛けるようになった経緯は、なんと100年以上も前に遡り、実にイタリアらしい歴史あるストーリーが背景にある。
マイアーニとは、1796年に食の都として知られるエミリア・ロマーニャ州のボローニャで創業した200年をゆうに超えるヒストリーを持つ老舗パスティッチェリーアでありチョコレートメーカー。
その受け継いだ伝統と威信を誇るマイアーニが、古くから現代に至るまで確固たるブランディンディグを続けてきたのが「フィアットチョコレート」であり、カカオとヘーゼルナッツのペーストを使用して4層に仕上げられたクレミーノ(Cremino)がその代表格。
クルマの車種別だけでなく、このキャンペーンでは更にボディカラー別にオリジナル版を用意するという徹底したこだわりっぷりで、期間限定のノベルティなのに総数は28種類に及んだという。(すごいな!)
フィァット500のミントグリーンに試乗すると、ミントグリーン味のチョコレートがプレゼントして貰える。




